昆虫・蜘蛛
花の命は短いが 昆虫の命も 儚く短い 命繋ぐ為に 動き回る姿を見かけた盛夏 日が短くなるにつれ 消えていく 蝶の寿命は2週間 風雨に打たれて傷んだ羽根で どこまで飛んでも 独りぼっち 『近付くと飛んで逃げた』 足元で動いている昆虫 「これは 何だろう?」…
気温の上昇に比例して 自宅の庭や 散歩中に 昆虫に遭遇する 機会が増えた 豆粒ほどの体が 脱皮を繰り返して そのままの姿で 大きくなっていく者や 最期の脱皮で 全く違う姿に 変わる者もいる それが「不完全変態」の昆虫 意外な「不完全変態」の昆虫は セミ…
我が家で共存していた「チリグモ」は カメムシ事件から 家出をしたままだが 他にも家には たまに姿を見せる居候が居る 大抵は夜間に ひっそりとやって来るので 気付いた時の インパクトが大きい 部屋の灯りをつけた後 ギョッとするのが 「アシダカグモ」 ゴ…
その小さな蜘蛛は 去年の夏頃から 我が家に住みついた 足先まで入れても 1.5センチ 体を覆うように糸で作られた巢 霞の向こうで 足を放射線状に広げて 全く動かない この蜘蛛の名は「チリグモ」 微少な昆虫やダニを食べて 生きている 糸に触れた者を 捕捉す…
家の周囲に緑が多いと 虫が来る それを目当てに 蜘蛛があちらこちらに網を張る 物干しの上と通り道は 邪魔になるので さっさと棒で絡め取り 移動させている ❲朝靄がかかる朝のクモの巣は美しい❳ 邪魔にはならないが ちょっと目障りな所に 巣を張る蜘蛛には …
自宅の周辺や チーとの散歩で 生き物の営みを 垣間見る機会がある ⚀ 巣作り 後頭部に 白い線のような模様の「ヤマガラ」さん チーの抜け毛を せっせと集めて巣に運ぶ 「撥水」「防寒」効果抜群の好素材を よく発見しましたね 何故 こんな場所を選んだの? 「…
木曜日の朝 しまい忘れていた布団ばさみを 物干し竿から外したら 蜘蛛の子供達が ワサワサ逃げ惑って驚いた 布団ばさみに 産卵をしていたらしい 産まれて間もない蜘蛛も 無垢なのだろう 半透明で美しい コガタコガネグモのようだ 風に吹かれて「つ」の字に広…
今週も虫ブログが続く 7月の下旬のある日 台所の窓に子カマキリを見つけた 「何でこんな所に?」と驚いたが 多分洗濯物にくっついて家に入って来たのだろう お互い「ビックリしたぁ」 外に連れ出して 選んだ場所が 朝顔の花 苗に付いていたタグには つるが…
そう力入れてタイトルにしなくても 良いんだけど 武道系の胴着を締める白帯と 読み方が違うので ルビ説明をしてみました 最近「虫ブログ」に宗旨変えしたんじゃないか と思われる記事が続いている 庭に夏の花が少なく つい目につくのが「昆虫」で 面白いと思…
カマキリの眼は たくさんの「個眼」が集まった「複眼」 此方の動きを追う黒目は「偽瞳孔」といわれ 人の瞳孔とは違うもの ストロー状のものが 束になって集まった個眼のうち 奥まで見通せたものが 光の反射がないので黒い点に見えるらしい 《水やり中に見つ…
庭で片付けをしていたら 物干し場近くでカマキリの子供を見つけた 同じ卵から孵化したのだろう 近くにも同じ大きさ(2cm弱)の子がうろついている 外壁塗装時に カマキリの卵は一掃されていた もしかしたらと 思い当たったのは 塗装前に剪定したツル薔薇の枝に…
我が家の庭に コガタスズメバチが営巣を始めた 今後の被害を考慮して 穏便な退去方法「木酢液」を散布したが めげない女王様 2度目の攻撃を仕掛けた反面 巣のある棚の方向を人家の無い方に変え 此方と接触しないよう 棚の上から簾を掛けて共存する事も考えて…
今年も 蛍の飛ぶ時期になってきたので チーちゃんの散歩がてら 出掛けてみた 国道沿いの小さな川だが 毎年蛍が鑑賞できる スマホでは 光の点滅とシャッターのタイミングが合わなくて 画像はイマイチ でも 今年もちゃんと蛍に会えた事が嬉しいな 《蛍です》 ╱…
コガタスズメバチの女王様による宮殿造りは 着々と進んでいる 「お皿」から「お茶碗」形へ そして「丼鉢」から 今や「風鈴」の形になっている 《まだ温厚な女王様》 《マーブル模様は皮を取る木の違いによるもの》 これから「坪」の形になり働き蜂が次々誕生…
持ち家を維持するには お金がかかる 経年劣化であちこちに傷みが生じるのは 仕方がない 3月下旬 うちもようやく屋根を含め 外壁の塗装を行った こういう日が来ることは 予想できていたので 細長く狭い庭でも 建物ギリギリの場所に 高くなる植物は植えないよ…
暖かくなると 庭の花達が蕾を付け始める 同時に害虫達も活動開始 小さな芋虫やバラゾウ虫を捕獲するも 追い付かない ここ数年 花には使わなかった殺虫・殺菌剤を使うことにした 皇后 雅子様のお印 日本の原種系薔薇「ハマナス」(ハマナシ) の白 ロサ・ルゴザ…
花が好き♡ だって食料調達ができるもん 葉っぱが好き♡ だってお家が作れるんだもん 二つ折りでコンパクトにもなるんだよ▽ 黒って地味かな 昆虫界の強者✨ 以上 スマホ・カメラ劇場でした!
玄関前で蝉の抜け殻を見付けた コンクリート製の郵便受けに しっかりとしがみついている 背中が割れている生々しい抜け殻 蝉は夜に羽化するらしい 見たかったなぁ 感動のドラマ 蝉の母が産卵した時は ここには二階の屋根に大きく枝を伸ばした ケヤキがあった…
田舎あるある 「通勤手段は車のみ」 自宅も勤務地も山の中 田舎 to 田舎 通勤途上の車窓から 車をスタートさせて しばらくして気付いた ボンネットに オオカマキリの子供がしがみついていた 義母の家までは1分程だ 頑張れ 国道へ合流する地点で停車すると 飛…
6月の初旬 孵化した蜘蛛の子供達を見つけた 思い思いに ゆっくり散って行くようだ 二日後には ほとんど旅立っていた 足を伸ばしても 1cm位の小さな蜘蛛達が 近場に巣を張る フェンスや茂みが 子蜘蛛の格好な住宅になった でも 風雨が強かった翌日には 何匹…
ある日の夕方 義母の薬を診療所に取りに行き 帰宅した ふと助手席を見る いつの間に入り込んだのか美しい珍客がいた 初めて見る「蛾」だ 帰宅するまで気付かなかった訪問者 一瞬チェック柄に見えたが波のような流れる曲線 なんて素敵な色とデザインだろう し…
何これ? 何でしょう? もしかして 墓場に出る…とか? 写ってはいけないのが… 写ってるヤツ? なんとな~く わかってきました? 「朽ち草」「腐草」「輝夜」「丹鳥」「宵燭」という異名をもち 夏の季語に使われる 「蛍」でした~ 暗い中の撮影は 上手くいか…
今日は天気に恵まれて とても暖かい だから 文をしたためるには最適な日ね 少し風が強くて 体がゆらゆら揺れるけど たくさんの文を作るつもり 皆 考えることが一緒になのかしら あちこちにお仲間が見えるわ でも 私のが一番の大作なんだからね ああ忙しい 私…
カマキリ母さんのブログをアップしたのは11月1日の日曜日だった sakutamatengo.hatenablog.com ところが 屋根裏部屋の窓の横に居た彼女は動く気配がない 壁面に張り付いたように 全く動いていない 翌月曜日は雨が降り 水曜日からは気温が下がったのに産卵し…
11月に入ったのに暖かな日曜日の午前中 勝手口の横に動くもの有り 小振りのカマキリだ うん?何を抱えているの? まさか卵なんてあり得ないし... よく見ると自分の大きなお腹だった 身体柔らかいんだね 大きなお腹を抱えているので驚いた おっ!これは「スク…
気候変動のせいなのか 私の気のせいなのか虫の数が減っている LED 電灯のおかげで 夜間ガラス戸に寄って来る虫が減った 住宅だけではなく街灯や自動販売機も 徐々に切り替え始めている 人にとっては良いことなのだが 虫の捕食者にとっては命に関わる一大事だ…
今日 遅出出勤してきた同僚Sさんが興奮ぎみに言った 「蜘蛛って昆虫じゃないんよ」 ちょうど休憩時間 「え~!?ウソ~」「じゃあ 何なん?」 Sさんいわく「しまじろうの歌で言いよったんよ 昆虫は足6本、羽根4枚、体3つ 蜘蛛は昆虫じゃな~い」 「おお~」み…
夕暮れ時に 遠くから聞こえる もの悲しい声… 向こうの木立のあちらこちらから響いてくる ひぐらし声 「万葉集」や「古今和歌集」にも ひぐらしを詠んだ歌があります 「 ひぐらしは 時と鳴けども片恋に たわや女我れは 時わかず泣く」…詠み人知らず 「み山吹…
ある朝 いきなりやって来た大家さんに そう言われた 突然のことで呆然としている私にかまわず 部屋の中にずんずん入ってくる 「あんたも悪いんだよ 断りもなく住み着いてんだし ショバ代も払ってないでしょ」 「あんたと隣の姉さんだけ 今日出てってもらうよ…