硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

今年も会えたね

今年も 蛍の飛ぶ時期になってきたので チーちゃんの散歩がてら 出掛けてみた 

国道沿いの小さな川だが 毎年蛍が鑑賞できる 

スマホでは 光の点滅とシャッターのタイミングが合わなくて 画像はイマイチ 

でも 今年もちゃんと蛍に会えた事が嬉しいな 

 

《蛍です》  ╱ 《おぼろ月夜と左下に2匹の蛍》 

この近辺の町では 蛍の保存に取り組んでいる 

保存会の方々が 人工飼育で増やし

毎年小学校の授業で 川に幼虫を放して保護を続けている 

毎年開催されていた「蛍祭り」は コロナ自粛により 今年も中止になってしまった 

《めちゃめちゃシャッター切りまくったけど...》

息子が高校生の頃 電車通学だった 

駅から自宅まで4キロ有り 帰り道は登坂を必死で自転車をこぐ

梅雨の短い期間 夜の暗い川に蛍が乱舞する場所が いくつかある 

しばし自転車を押して 点滅する小さな光を眺めていたようだ

「今年はあの辺りが多いよ」と教えてくれたっけ

同級生の中には「実際に蛍を見たことがない」人も居ることに驚いたと話していた  

 

国道沿いの川から 支流を遡ると 蛍の数は増えるが 私は避けている

ギャラリーが多く 車のヘッドライトの往来が煩わしいから

土日は 親子連れやカップルが 涼みがてら蛍を楽しんでいる

 

金曜日の風の無い夜 珍しいことに 我が家の網戸に蛍が一匹とまっていた 

早速 ホタルブクロに(無理矢理)入って貰い 撮影してみた 

飛び回りたい蛍は 直ぐに花から出てしまうので

昔 子供が提灯みたいにして遊んだというのは 難しい気がする 

でも ホタルブクロというのは 風情の有る素敵なネーミングだ 

ゲンジボタル》  ╱ 《花びらを閉じてないと螢君が落ちる》

撮影後 蛍は伴侶探しに 夜空に高く飛んで行ってしまった

「良いお嫁さんを見つけるんだよー」 私は大きく手を振って彼を見送った