硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

吉兆の証

暖かくなると 庭の花達が蕾を付け始める 

同時に害虫達も活動開始 小さな芋虫やバラゾウ虫を捕獲するも 追い付かない 

ここ数年 花には使わなかった殺虫・殺菌剤を使うことにした 

皇后 雅子様のお印 日本の原種系薔薇「ハマナス」(ハマナシ) の白 
ロサ・ルゴザ・アルバ

 

風向きに気を付けながら 高い枝を散布中にハッとして手を止めた 

小さな蜘蛛の巣が見えたのだ

殺虫剤は害虫だけでなく 天敵の益虫も殺してしまう  

しばらくして見に行くと 残念なことに蜘蛛は居なくなっていた

 

↑バラゾウ捕獲器╱ 薔薇ヨーランド ダラゴン ╱ペネロープ

 

人は自分の都合で 虫を「害虫」か「益虫」に選別する 

どちらも殺さない為に 一時期散布に使ったのは 忌避剤だった 

「唐辛子入り木酢液」 「ニームオイル」「月桃エキス」

ハッキリした効果を 実感できないまま3年で止めて 土壌に蒔く殺虫剤だけにして

目に付いた害虫は捕殺する 「テデ・トール」(手で取る)を中心とした

薔薇の蕾が複数出来るのは 虫に食害されない蕾を残す為なのかもと

思うようになった 

手抜きという 緩やかな虫との共存だ

 

葉に巣を張る蜘蛛╱窪みを覗く泥バチ

 

 

「こどもの日」 リビングの網戸に 白い蛾が留まっていた 

何故か明るくなっても飛び去らず 終日陽の当たる南向きの場所に居た 

 

シロヒトリには 赤色が足と背中に有る

 

調べたら「チョウ目 ヒトリガ科 シロヒトリ」 

『一人』ではなく 灯りに集まるから『燈取・灯盗』

スピリチュアルの世界では 白い餓は幸運を運んで来るらしい 

 

愛犬チーちゃんも虫を無視↑終日スルーする

 

翌日には姿を消していた 小さな白い餓

以前 見逃してやった(ホントは見失った) 茶色い毛虫が

美しく変身した姿を 御披露目しに来てくれたのかな

やっぱり 今年も果実以外の殺虫剤散布は 止めておこう