毎日「熱中症アラート」が 発令される程
ハンパなく 暑い!
特に 凪になる夕方は
風がぴたりと止んで 蒸し暑い
夕食の支度を終えて
グッタリしていると
帰宅した夫が テーブルの上に
クーラーバックをドンッと置いた
「これ 貰って来た」
中から取り出されたのは
ビールジョッキだった

夫の勤務するゴルフ場で
提供されるビールが
『キリン』から『アサヒ』に
契約変更になったので
『キリン』のロゴが入った ジョッキが
全て 廃棄処分となり
夫は了解を貰って 持ち帰ったと言う
「わー♡ 良いねコレ」
私が喜んだのが 予想外だったようで
「しょーもない物を持って帰って…」
と 言われると思ったらしい
たまにしか使わない食器類を
「コレ いらんやろ」
そう言って捨てるのは
いつも 夫だったし
夏の飲み物は
金属製のタンブラーを 使っていたから
中古のビアジョッキに
私が感激するとは
思わなかったようだ

ずしりと重たい 分厚いグラス
何だか 懐かしい
若かりし頃 同僚や友人と
時々 ビアガーデンに行っていた
夕暮れ時の ビルの屋上
大学生のバイトの 男の子が
どうやってるんだろうと 思う程
両手にたくさんの ビアジョッキを持って
テーブルを 行き来していたっけ

翌日 冷凍庫で冷やしたビアジョッキに
これまた キンキンに冷やした
缶ビールを ゆっくり注ぐ
「あー 実に 美味い!」
本当に 美味い!
厚いグラスで飲むビールは
タンブラーで飲むより ずっと美味しい

クーラーの無い 我が家だからこそ
屋外ビアガーデンの暑さと
冷えたビールの 格別な美味さを
味わえるのかもしれない





























