硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

母とは なんと悲しいものか

その日 投稿記事の参考にしようと 本棚から 一冊の本を抜き出した ページをめくっていたら 新聞の切り抜きが 挟んであった 朝日新聞「声」に 掲載されたものだろう 私の目にも バス停からしょんぼりと引き返す 母親の姿が浮かび 切ない話だと 思った 何故こ…

過疎地域

夫宛に 母校の小学校から一通の封書が届いた 小学校卒業証書授与式の ご案内だった 毎年卒業50周年に当たるOBに 送られるようで 同期会の案内も 添付されていた 在校生直筆のお手紙も 同封されていて 子供の書いたお手紙を 久しぶり読んだ 一生懸命に考えた…

落ち葉が消えて 春

午前5時半に家を出た 週末の「祠参り」 往路の途中までは まだ暗く懐中電灯が必要だ 今日は菜の花をお供えしてみようと 園芸バサミを持参して 歩いていた 暗い中 花を探して気が付いた 『道路が綺麗になっている』 先週まで道の左右にあった 帯状に延びる …

春だなぁ

梅の開花も 盛りを過ぎたら 菜の花やミモザが 咲き誇り 先日はモンシロチョウを 見かけた 『春だなぁ』 枯れ葉に埋もれた地面から 繋がれた 「ウバユリ」の生命 瑞々しい新芽が顔を覗かせる 『春だなぁ』 [種が落ちた後のウバユリ↑] [ウバユリの新芽 / 夏の…

だから幸せ

チーの朝散歩 夜明けを迎えるのが好きだ 山際は蜜柑色 その上は光を帯びた空色が広がる そのグラデーションが 美しい 何が起きても 夜は明ける 街に出掛けた帰り道 夕暮れの空が観えた 山際は葡萄色 その上は薄墨を流した空色に紺藍色が続く やがて 濃藍色に…