硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

市松人形

人の恋路を邪魔する奴は

私は 古いお人形が好きなので よく ヤフオクやオンラインショップを見る たくさんのお人形達が 次々現れては消えていく たまに出てくる名品は まさに眼福 我が家のお人形さんは ただ今「満員御礼」状態なので 惹かれる娘がいても ポチっとクリックは禁止 「…

自ら決めた 行き場所

趣味でお人形を収集する手段として 私はヤフオクを使っている 置き場所に困るので これ以上増やすつもりはないが オークションでいろんな娘を見るのは楽しくて 閲覧だけしていた たまに「この額では落ちないだろう入札」をして ドキドキ感を味わっている 久…

6月の異称

6月 うちに市松人形がやって来た 1年半ぶりのニューフェース 早速 名付け名人の yu-koちゃんに この娘の名前を考えて貰った 今回のお題は「梅雨・6月」 今まで「夏」「色の和名」「第一印象」というお題に 頭を捻り悩みつつ いつも 幾つもの候補名を提示し…

好きなものから始めた「はてなブログ」

子供の頃 雛人形をねだった記憶のない私が お人形にはまったのは まだ若かりし独身OL時代 「骨董」の本に掲載されていた 一体のアンティークドールの写真を目にした時から始まった 幸いその人形のある専門店が地元にあった為 その子に会いにお店に足しげく通…

おかっぱ頭の守り人

京都の宝鏡寺は格式の高い尼寺である 寛永21年(1644年)に後水尾天皇の皇女が入寺され 代々皇女が住職を務めた為 度々御所から人形が贈られた 昭和30年代に人形の一般公開を始め、人形供養も行うようになり 今や人形寺としても有名だ 寺の人形塚には 武者小路…

「作家冥利に尽きる」

「旧家蔵出し 初出し」オークションで骨董品を出品するときの謳い文句 蔵は温度・湿度の変化が少なく光も当たらない 大切な物を保管するには最適な場所 お人形も例外ではない 「RETROSPECTIVE 」=AMANO KATAN = photographs YOSHIDA RYO 私の好きな人形作家 …

孤独を知る瞳

神様に創られたものに癒される人は多い 自然 人 動物 植物 人に創られたものにも癒される 音楽 香り 美味しいもの 美術工芸品 私が大切にしているのは人形 古いお人形 1900~1910年製フレンチ・ドール と 1920年頃のジャーマン・ドール 女性のストレス解消の…

手指は顔ほどにものをいう

カテゴリーの偏りが気になるので マイナー承知で書いてみる 「お人形は顔が命」なのだけど 今回は手に着目してみました アンティークは製造されてから100年以上経っている 美術、芸術的価値のあるものといわれています 磁器製の手 / コンポジション製の手 西…

古いお人形

細やかな贅沢で「つげの櫛」を購入した 私にというより市松人形の為に うちに来る市松様は古いお人形ばかりなので 髪が汚れゴワゴワ、パサパサの子が多い 固く絞った濡れタオルで頭髪の表面だけ 軽く拭いてやる 市松人形のお顔は「胡粉」という貝殻等主成分…

残念なお顔だと思ったら

市松人形の「櫻国」 「櫻国」という銘を「さくらぐに」とずっと思っていた 市松人形に関する本を入手して 初めて「おうこく」と読むことを知った 見ればそれと判る程の 特徴のあるお顔 瞼と頬が桃色で優しい雰囲気 そんな穏やかなお顔の「櫻国」を側に置きた…

来たー‼

お人形者が探し求める「運命の子」 胸にズドンの一目惚れ もうこの子のさえ居ればいい! そんな子に出会えた 視線 ピタリ LEDの灯りだけで 野外撮影のほうが嬉しそう 松乾齋東光 室内でロングで撮ると ド庶民的背景が写り込む 野外撮影は 右手に携帯カメラ…

初めての市松さま

長い間 古いお人形が好きだった とりわけ西洋のビルクドール 所謂アンティークドール あるとき 偶然覗いたヤフーオークションで 初めて市松人形を側に置きたいと思った 無銘 化繊の着物 入札額が上がらなかったのは幸いだった こうして 我が家に迎えることが…