硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

ツレがコロナになりまして

日曜日 バイト先のゴルフ場から帰宅した夫は

「しんど~ 疲れた~」と言って ソファーに座ると直ぐに検温を始めた

38度5分の発熱があり 「喉が痛い」という症状

咳をしながらも 夕食をしっかり食べた後

風邪薬を飲んで 就寝した

何故かコロナよりも インフルエンザを疑った

 

翌日の月曜日は 微熱程度まで下がったが 倦怠感が有り

火曜日は 義母の通院に夫が付き添う予定だったので 受診日を変更した

 

 

定年を迎えた夫は 5年の嘱託勤務を申請せずに

長年勤めた会社を あっさり退職した

「ゴルフ漬けの生活をしたい」それが理由だった

 

私は 嘱託を断ったのは 正直『勿体ない』と思った

『65才からでも ゴルフは出来るだろうに』 

それでも 夫の人生 好きなようにすればいいと

口には出さなかった

 

定年後 夫は週3~4日 近くのゴルフ場でバイト始めた

無収入では 生活していけない

多少なりとも楽になったのは 今まで 私一人で担っていた

義母の通院や見守りを シェア出来るようになったことだ

 



火曜日 職場の昼休憩に 私はバナナを食べながら

スマホを チェックしていた

着信は無いが メッセージが入っていた

それは夫からで  衝撃の内容だった

「お疲れ様です。 コロナに罹っていました。」

 

私は頬張っていたバナナを 慌ててお茶で流し込むと

上司に報告して 指示を仰いだ

結局 5日間の休職を言い渡され

最終日に使用する 抗体検査キッドと

家で出来る仕事を抱えて 帰宅した

 

窓という窓 玄関以外のドアを開け放しての 隔離生活

感染者本人の熱は下がり 元気そのもの

自宅で仕事をしている 私の方が疲れた

ウラジロわいわい応援団に元気を貰う

飛び立つようなウラジロ鳳に励まされる



コロナ感染者の数は 減少傾向にあり 

花見に大勢の人が 繰り出し

マスクなしの入学式の 報道もあった

 

自分の周囲から コロナが遠ざかっていると感じていた

「油断大敵」「災いは忘れた頃にやって来る」

本当にそうだな と改めて思った

 

皆様も 気を付けて下さいね