硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

花 折々

書こうと思っていた記事を まとめようとしていた日

チーちゃんと早朝の散歩に出かけると 気が変わった

季節の風景をスマホで撮ると その時に伝えたくなる

 

先ずは おめでたい紅白の桃の花

枝垂れの紅と立木の白い花桃

右の白い花が散ると赤い実がなるクサイチゴ


トゲが有るから「ノイバラ」と勘違い

クサイチゴの花と よく似ていると思っていたら

それもそのはず「モミジイチゴ」だった

モミジイチゴ

 

 

でも 今日の主役はこれですね✨

散るのが惜しい桜の花

他に誰も居ない 一人と一頭だけの静かな花見

張り出した花枝を見上げ

通り過ぎる度に 桜の木に声をかける

「綺麗だね」「美しいなぁ」

名残惜しいが これも運命

「また 来春ね さようなら」手を振った

 

山の天辺で 深呼吸

 

頂上の広場にも 花が咲き始めていた

ドウダンツツジの開花始まりとヒュガミズキの終わり
コバノミツバツツジと紅葉の花

地面に張り付くように広がる キランソウ


帰り道で見つけた 鮮やかな紫の花

道路に積もった落ち葉の下に 根を張って広がっている

ツルニチニチソウ

去年 少し貰って庭に植えてみようかしら と 

このツルニチニチソウの事を SNSで調べてみて驚いた

『庭に植えてはいけない植物』とある

アルカロイド」という 毒の成分を持っているうえ

繁殖力が旺盛で 在来種に悪影響を与える

外来種の一つになっている

触ったら手を洗いましょうとか 書かれてあったし

チーちゃんが 興味を示さなくて良かった

 

 

木立の下で 見つけた

目立たない 本当に小さな花 「ヒメウズ」

漢字にすると「姫烏頭」

姫=小さな 烏頭=トリカブト となる

トリカブトの葉に似ているらしい

 

有毒なのだが 全草や根にとか 

弱いと強い等 諸説有り はっきりしない

 

花言葉は 『不変』『志操堅固』『ずっと待ってます』

誰が考えたんだろう?  

この か細くうつ向いた花に 

ヒメウズ

 

 

地味で目立たないどころか  花が花に見えない植物がある

しかし 開花情報の注目度の高さは 桜の比ではない

開花というより 花粉飛散情報だけどね

 

杉と檜の花

緑の葉が オレンジ色に見える程

たくさん花を付けても

桜のように 人に喜んで貰えない

有毒植物みたいに 人を困らせる

 

それでも 昔から人の生活に欠かせない木でもある

木材の伐採利用後 花粉の少ない杉や広葉樹を植える

花粉症対策は 遅々として進んでいないように思える

 

 

毎年 花粉に苦しめられる人が大勢いる

しかし 植物には罪はない