硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

ソロギター用のギター①

ソロギターが 進まない

自分が思っていた以上に 難しい

 

私のギターは ずっと弾き語りだった

ヴォーカルがメインで ギターはサブ

ギターは 伴奏なのだ

しかし ソロギターでは

全てをギターで 賄わなければならない

 

「ソロ・ギター入門」の冒頭は

小学校の音楽の授業みたいに

音符 記号 音楽用語の説明

ようやく出てきた楽譜は イングランド民謡

「グリーンスリーブス」の

始めの四小節だけだった

 

これを毎日30分練習したが

二週間経っても スムーズに弾けなかった

 

一つは 曲に振られたコード(和音)に捉われて

和音と違う音に 指が直ぐに反応しないから

特に 中指と薬指の動きが鈍く

「私行けます!」と

人差し指が 勝手に先行する混乱ぶり

 

次に 立ちはだかった障壁は

伴奏を奏でながら 同時にメロディーを弾く事

単純なアルペジオなら 難なく弾けるが

メロディーと伴奏のリズムが違うと パニック  

これは 今も格闘中

 

この本の良いところは

課題ごとに QR コードが付いていて

読み込むと 南澤さんの演奏動画が視聴できる

リモート授業みたいで 助かっている

 

ハイフレット(サウンドホールに近い方)を

使い始めて 更に問題が発生した

相棒のギターは 弦高が

基準値より高いので

カポタストを使っても 弦を押さえ難い

 

今のサドルを削ると 音がビビる

これが リペアマンの調整してくれた

弾き語りには 支障の無い

丁度良い高さなのだ

 

「弘法 筆を選ばず」

出来ないのを 道具のせいにすると言うより

状況に見合った道具を 使いたいと思った

「ソロギター用の ギターを買おう」

決断は早かった

『カッタウェイのギターはホールギリギリのフレットまで楽に押さえられる』

 

実際に試奏できる 実店舗をネットで捜した

地方で アコースティックギター

たくさん置いている 専門店は少ない

その中で 中古のアコギ中心の専門店を見つけた

お店のレビューも 良い

 

お店の在庫で 予算内で買える

ソロギター向きのものは 二点

早速 土曜日に車で向かった

 

お店はナビが頼りの

分かりにくい場所に有り

住宅街の細い路地を

何度か曲がり損ねては戻り

『もうこの通りで見付からなかったら

諦めて帰ろ』

そう思っていたら

画像でチェックした建物が 見えた

 

以前は喫茶店だったと思われる店内には

数本のギターとハードケース

殺風景な程 広いスペースの

真ん中に立って居たのが

想像していたより ずっと若い店長さんだった

 

私が試奏したいギターの名を告げると

第一希望のそれは 既に売れてしまっていた

がっかりしたが 気を取り直して

残りの一つを出してもらう

 

長くなるので 次回に続きます

インドハマユウ