「長月」になって一週間
昼間は夏のような気温でも
少しづつ 秋の便りは届き始める
夏から秋まで 長く咲く花
他の仲間より早く 花をつけて
秋の訪れをお知えてくれたね
「彼岸花」 「ススキ(尾花)」
いつの間にか 人を見下ろす程に成長する
もうすぐ 黄色い花をつける
「セイタカアワダチドウ」
秋の七草 「葛」
「葛の花」
「春の七草」と違い
「秋の七草」は 食べられないが
「葛」の根は 生薬として利用できるうえ
花はお茶になると知って
早速 チャレンジしてみた
洗った花2つを入れたポットに
カップ一杯分の お湯を注ぎ
3~5分 待つだけ
色が分かりやすいように グラスに注ぐと
僅かに紫と緑が混じったような 黄土色
グラスから「葛の花」独特の香りが
強く立ち上る
口に含むと「お茶」の風味は無く
「花の香り」だけが 広がる
「葛の花」の香りが好きな人には
良いかもしれないが
『花を乾燥する作り方』の方が
飲みやすい気がする
ただ 花の採取は一筋縄ではいかない
葛は蔓を絡ませ 上へ上へと延びて
樹木に覆い被さるように 広がって
手が届かない所で 開花している
まさに『高嶺の花』
[散歩道の葛 路上に散った花で開花に気付く]
「葛」は さっさと諦めて
今度は 美味しいという「萩」のお茶に
チャレンジしてみることにしよう
[家裏の葛 香りで開花に気付く]
姿と香りで秋を楽しめる花
なんと 麗しい