硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

元気の源

去年の12月から 仕事が多忙になった 

私が担当する製品の 受注数が上がり始めたから

他の人の手を借りたり 休日出勤をしてこなしていたが 

先週から ようやく先が見えてきた 

 

時間の余裕が生まれ 気が緩んだら 私はネットで ポチっとお買い物するんだよね 

山田ガーデンさんのブログを読んで 気が付いた 

y-garden.hatenablog.com

 

私も いくつも薔薇を枯らしてきた 

ここ5~6年は 残った苗で充分だったが 

ここにきて 気に入っていた薔薇を

もう一度育てたいと思い 地元の薔薇園に注文した 

植物は 愛情をかければきっと 応えてくれる 

 

昨夜 お風呂と夕食の為 義母の家を訪ねた 

義母が入浴中に 部屋のかたずけをしていたら 

ちゃぶ台の下に 日記のようなメモ書きがあり 

何気に見ると 私の悪口が書かれていた 

 

久しぶりに遭遇した悪感情に 気が抜けた 

物忘れが激しい義母は これを書いたことすら

憶えてはいないだろう 

 

かかったスマホに出られなければ「わざとだろう」 

物が無くなれば「疑われる」 

実の子には抱かない 黒い感情 

いくら頑張ったところで 私は所詮 赤の他人なのだ 



日曜日 夜明け前に 愛犬チーちゃんとお散歩する 

キンと冷えた大気の中 黒々とした木々はまだ目覚めていない 

懐中電灯が落葉を照らすと 霜がキラキラ光る 

山道を上るうち 白々と夜が明ける 

 

遥か向こうに 海が臨める 

てっぺんの方から日を浴びる 大きな檜 

それを眼にした 一番花の水仙が一輪 



持って来たティンシャを鳴らして 深呼吸 

自然はそっと寄り添い いつの間にか私を元気にしてくれる

 

私は義母を知っている 

情に厚く 感謝の言葉を忘れない人 

歌が好きで 花が好きで 犬が大好き 

周囲に気を使い過ぎて 我慢してばかりの人 

 

だから 私は笑顔で行こう 

大きな声で「おはよう!」と ぼんやり起きてくる義母を 笑顔にしよう