硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

過疎地にやって来た パン屋さん

土曜日に 歯医者に行った

その日が治療最終日で 歯のクリーニングを終えた後

口内を簡単に診た先生は

私の地元の話題を 振ってきた

「○○にパン屋さんが オープンしたようですね」

 

○○は 地域資源活用施設として

田舎料理のレストランが あったのだが 

利用者減少で 3年前に閉店していた

そのパン屋さんは 有名観光地からの

移転と聞いて 興味津々

お昼は過ぎていたが 早速帰りに寄ってみた

 

自宅を通り過ぎて10分

国道を右折して 駐車場に向かう

催事がある時 花見の時期以外は

閑散としていた駐車場は 満車に近い状態で驚いた

 

バイキングのレストランは

小洒落たカフェレストランになっていた

カフェの入口のテーブルに

籠に並べられて パンが売られているはずだが

全て売り切れていた

 

 

テイクアウトのコーヒーを 注文して

店主らしい女性に 「パンの売り切れ」を嘆くと

今朝 テレビの生放送で紹介されてから

地元の人を中心に たくさんの来客が有り 

短時間で売り切れてしまったそうだ

 

ここは 無添加100%の こだわりのパンだと知り

是非 食べたくて 翌日再び足を運んだ

今は紅葉 ╱ 春には桜が並木が美しい

開店10分前に到着したので 周囲を散策

昨日は ペットと一緒の方もいた

ガーデンテラスも 閑散としていた

昨日は暖かく 満員御礼だったガーデンテラス

 

今日は 欲しいパンを全て購入できた

焼きたてのパンは 柔らかく

噛み進めると 優しい甘味を楽しめる

 

 

わずかに苦味を感じる「薬草スギナパン」

クコの実 松の実 ナッツの入った「薬膳パン」が

特に美味しかった

 

土日のみの営業でスタートした カフェレストラン

この過疎地に 何とか根付いて欲しいと願う