硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

意外や香ばし ススキの茶

この夏から始めた 山野草のお茶

今回は「ススキの茶」を作ってみた

 

穂が開ききっていないススキを採取して

洗って干したら

フライパンに切り入れ 軽く炒める

香ばしい香りが立ち上るススキを

ヤカンに詰めて 煮出していると

ほうじ茶のような 良い香りが漂う

 

『穂が開いていないススキを干す/翌日には穂が開き始めた』

 

「これは美味しいそう」と 飲んでみると

「...苦い」

香ばしいお茶だが 後口が苦い

これは失敗作

『煮出したお茶は色が濃い』

ヤカンで煮出したのが原因と思われるので

次はフライパンから 急須に詰めて

お湯を注いで 1分待つ

色は薄めだが 香ばしさはそのままで

苦味は無かった

『切ったススキ炒める/穂が開いたらボリュームアップ』

 

蒸らし時間を延ばし

3分と5分でも 試してみたが

苦味は出なかった

薄めの玄米茶のような

香ばしく あっさりした「ススキの茶」

 

ただ 作り置きしたものは

後口に苦味が残ったので

炒ったススキを冷凍保存して

飲む量だけ淹れる方が 良いようです

 

 

ススキの根は薬剤として

地上部は草鞋等の生活用品

茅葺き屋根や肥料と多岐に渡り

古くから人に利用されてきたが

「お茶」としての歴史は浅いと思われる

 

これをお茶に出来ると 試みた方の

想像力に感謝して

美味しく頂きました

 

 

※ススキはイネ科の植物なので

アレルギーの有る方はご注意下さい