硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

過疎地域

夫宛に 母校の小学校から一通の封書が届いた

小学校卒業証書授与式の ご案内だった

毎年卒業50周年に当たるOBに 送られるようで

同期会の案内も 添付されていた

 

在校生直筆のお手紙も 同封されていて

子供の書いたお手紙を 久しぶり読んだ

一生懸命に考えた文面が

可愛らしくて 心が和んだ

 

3月22日 卒業式当日は 巣立ちを祝うような晴天だった

在校生35名 うち卒業生は8名

来賓として出席したOBは 13名

静かで 厳かな式だったようだ

 

夫が小学生だった頃は 1学年2クラスで70数人

息子の頃は 1学年1クラスで21人

縦割りクラスの様に 全校生徒が顔見知り

親も然り

 

過疎地域ならではの 濃いお付き合いが

煩わしかったり

心強かったりもする

 

若い人が戻らない町は 寂れる一方だ

私が近所で 子供の声を聞いたのは

いつのことだったかさえ 思い出せない