硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

栗は三兄弟

田舎に住み「栗拾い」をするようになって初めて知った 

栗のイガの中には実が3つある 三兄弟それとも三つ子かな

f:id:sakutamatengo:20211001214428j:plain
f:id:sakutamatengo:20211001214533j:plain

〈真ん中の栗は少し平たくなる〉       〈仕切りのような跡〉

f:id:sakutamatengo:20211001215005j:plain

〈他の兄弟の栄養を一人占めして「大きくまん丸」になる栗〉


f:id:sakutamatengo:20211001220325j:plain

〈根元を切り取ったように見えるが 自然に実が落ちた栗〉

 

 

先日 保育士をしている知人に頼まれて イガ栗を収穫した 

これを園児達に見せるそうだ 

そういえば 息子が幼稚園の頃「栗拾い遠足」があった 

たくさん栗の入ったお土産袋を持ち帰り 栗畑一面に 栗の実が落ちていたと喜んでいた 

毎年のこと 栗園の方がバラ撒いているそうだ 

それでも 栗の木とイガ栗を見て触れられたのは 子供にとって良い経験になった 

f:id:sakutamatengo:20211001215857j:plain



この時期は 愛犬の散歩に栗畑を回る 

早朝にもかかわらず 時々食いしん坊のイノシシに先を越される 

 

スニーカーの靴底でイガ栗の口をキッチリ踏んで 実を取り出す 

少しでも 靴の布部分にイガが当たると 痛い!

やはり 栗拾いは長靴必須だ

落ちてきたイガ栗が 頭に当たると 目から火花が出る程 痛い! 

低い位置に張り出した枝を避けながら 中腰で栗を拾うので腰が痛い 

畑を移動しても ヤブ蚊とクモの巣が纏わりつく

「食べる前の苦労が多過ぎ」と 不満たらたら    

 

f:id:sakutamatengo:20211001215636j:plain

〈畑の横でイノシシが「泥遊び」した跡〉

手入れを怠っているにもかかわらず こうして毎年美味しい栗をいただける

「仕事と趣味が農業」だった義父の大切な遺産に感謝する 実りの秋