硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

祟りじゃー!?

先日 遅出出勤のSさんが 浮かない顔で自分の席についた 

「さっき衝撃的なことがあったんよ」 そこで内容を聞いてみると 

会社近くの狭い道を走行中 前方に大きな蛇を見つけた 

蛇は道路上を横断途中でフリーズ 長い胴体を道いっぱいに伸ばしたまま

しばらく待てども移動してくれない

「これ もう轢くしかないっしょー!?」 

 

「車から降りて近付いたら逃げるよ」と私

「無理無理無理」ブンブン首を振るSさん

 

仕方なく車を進めると 通過する時『バキバキ』という音が聞こえたとか 

「枝と見間違えたとか?」 冗談半分で聞いてみたところ

通りすぎて後ろを振り返るも 道路上には何もなかったそうだ

 

「奴等 筋肉質だから大丈夫~」「ドMな蛇だったんだぁ」「金運ダダ下がり」

同僚に勝手な事を言われ放題だったが 

「蛇は車で轢かれたくらいで死なへん!!」 キッパリとNさんが断言して その話は終わった 

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〈なぜか家の2階ベランダに迷い込んだ 若いシマヘビ〉

 

 

それから10日くらい後のこと

お盆休暇の初日 私とNさんは休日出勤をしていた 

休憩時間に 彼女が思い出したように「そういえば 昨日大変やったんよ Sさん」

 

昨日残業したNさんは 遅出のSさんと帰りが一緒になった

いつもの狭い道を Nさんの車が先行して進んでいたところ 

後続のSさんの車が 途中から停車したままだと気が付いた 

何事かと駆け寄ると 「急に車体の下でガリガリ大きな音がしたんやけど...」

二人で確認すると タイヤに太い針金が絡み付いていた 

そのせいで車体に傷が付き 針金の先が突き刺さり タイヤはパンク状態 

結局JAF を呼ぶ羽目になり 1時間以上足留めをくらったそうだ 

 

「それまで その道 誰も通らなかったんやろか?」偶然とはいえ不思議

「私の車は 何ともなかったんやけどねぇ」とNさんも首を傾げていた 

 

二人の乗る車は メーカーは違えど排気量が同じ 大きめファミリー・ワゴン 

歩行者が道の端ぎりぎりに寄ってくれなければ 進めない細い道

午後8時過ぎ 街灯の無い暗い中 共に道の中央を走っていたと思うのだけど

どうして後続の車の方に 長い針金が絡んだのだろう? 

ふと私の頭に浮かんだのは「轢かれた蛇の仕返し」まさに「祟り」かも? 

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〈よく見ると可愛いよね?〉

 

皆様も 山道を走行する時は「前方注意」「スピード注意」 そして

くれぐれも「蛇に注意」して下さいね