硝子の瞳と猫と

心温まる事 癒してくれるもの 綴っていきたいな

僕らはみんな生きている

週末のチー散歩は 雨にならなければ 山城跡地の 祠参りをしている 6月から始めた 私達のルーティン 他にお参りをする者など 無いように思われたが お盆には ちゃんと参拝者が来られていた 城主の末裔の方だろうか 祠周囲の落ち葉が 掃き清められ お酒とたく…

古いギター 鳴る !

長い間 納戸に仕舞っていた アコースティックギターを ブログ記事掲載の為 取り出したのは5月だった 弦も張らず ふれることすらせず 30年以上ほったらかしにしていた 「また 弾いてみたい」そう思ったものの フレットに 薄黄色い錆が浮かんでいた これでは …

出世欲の無いお狐さん

腹の立つ事があった日は SNS で「怖い話」を見る よく訪問するのは「怖い話まとめブログ」 とりわけ ほっこりしたり笑える話が好きだ 記憶に残る話は いくつも有るが その中の一つを紹介したい 『かわらけのお狐さん』というお話が 投稿されたのは 2012年の5…

潔癖さんとズボラさん

家の周囲に緑が多いと 虫が来る それを目当てに 蜘蛛があちらこちらに網を張る 物干しの上と通り道は 邪魔になるので さっさと棒で絡め取り 移動させている ❲朝靄がかかる朝のクモの巣は美しい❳ 邪魔にはならないが ちょっと目障りな所に 巣を張る蜘蛛には …

チーと歩けば

休日のチー散歩 山道を歩けば いろいろなものに出会う 道に落ちている花で 開花したことを知る 高所に咲く花 ❲ 合歓木の花 ╱ ノダフジ ❳ 草むらに埋もれるように ポツポツと顔を覗かせる花 ❲ ツユクサ ╱ ママコノシリヌグイ ❳ 緑の中 白い花は目を引く ❲ ウ…

君を守り隊

私の勤務先は プレス機が同じ社屋に有る為 所属する検査部B は スポットクーラーと扇風機だけで 暑さをしのいでいる 幸い出入口に近いので 人用のドアと荷物用の広い搬入口は いつも網戸にしてある 出入口にある下駄箱の天井付近には 毎年 燕が巣作りをして…

スピリチュアル・メッセージ

人はびっくりした時 無意識に声が出る 朝の食事時間 チーの食器に入っていた虫を出そうと ヒョイと器を持ち上げたら その下に 予想外の生き物が居て 「わっ!」 思わず声が出た 一瞬 ヤモリかと思ったが 尻尾が長過ぎるし 全体的に シャープな印象 Googleレ…

小さき者から指南を受ける

自宅の周辺や チーとの散歩で 生き物の営みを 垣間見る機会がある ⚀ 巣作り 後頭部に 白い線のような模様の「ヤマガラ」さん チーの抜け毛を せっせと集めて巣に運ぶ 「撥水」「防寒」効果抜群の好素材を よく発見しましたね 何故 こんな場所を選んだの? 「…

ホールインワン保険

スポーツ競技に 怪我はつきもの ゴルフ好きの夫も 毎年ホールインワン特約を付けた 保険契約をしている ゴルフのルールには 無いのだが ホールインワンを達成した人(アマチュア)は 同伴者やゴルフ仲間等に お祝いをするという慣習がある 発祥は 諸説ある バ…

瓦製の仏祠(ぶつし)

山城跡地の苔むした祠の 近くに立つ表示板に 「昭和六十二年五月」と 記されている 遊歩道を整備した時に この祠が 安置されたのだろう 市町村の文化財リストには 掲載されていない ❲↑天辺に 宝珠という球状の飾りが有ったはずだが 見当たらない❳ 神社建築に…

山城跡地の祠 再び

右手にお散歩リード 左手に虫防御用うちわ 大きめ斜めがけショルダーバックに お墓参りセットを完備して 私は山城跡地の 荒れた祠の前に立った sakutamatengo.hatenablog.com 土佐を平定し 勢力を拡大する長宗我部軍の 伊予侵攻の勢いは 凄まじく この山城は…

山城跡の祠

週末 愛犬チーちゃんとの散歩は 自宅近くの山コース 頂上付近に駐車場 遊歩道を上った先に 小さな広場ある 木製の遊具があった頃は 家族連れや サバイバルゲームをする人達が来ていたが 撤去されてからは 訪れる人も減っていた 先月から 駐車場でキャンプを…

雨上がりの朝 歩こう!

週末の 山道散歩 チーちゃんの行動で 気付かされる事がある 好物の草イチゴが たくさん実っていても 気が付かない 緑の中の 鮮やかな赤い実 人の眼には見つけ易くても 犬の視覚では 分かりにくい組合わせのようだ 私が取った実を 与えると 次からは 嗅覚で探…

薔薇のある庭

花盛りのインスタグラムを 拝見して 先週の水曜日に「相原バラ園」さんに出掛けた 平日だったが駐車場は満車 しばらく待っても全然空かない フェンスの向こうには たくさんの薔薇が アーチやオベリスクに 溢れるように 咲いてた 近くで観賞したいけれど 車を…

蜘蛛嫌いさん 目をつむって読んでね

木曜日の朝 しまい忘れていた布団ばさみを 物干し竿から外したら 蜘蛛の子供達が ワサワサ逃げ惑って驚いた 布団ばさみに 産卵をしていたらしい 産まれて間もない蜘蛛も 無垢なのだろう 半透明で美しい コガタコガネグモのようだ 風に吹かれて「つ」の字に広…

人の失敗談に凹む

財団法人「広島市中央勤労青少年ホーム」 勤労青少年(15~35才)の余暇活動や 交流促進の施設として 運営されていたが 2021年度末で 運営を終了した事を知った 私が二十歳そこそこの頃 沢山の仲間と知り合った場所でもある 高校時代に始めた アコースティック…

ぽつりぽつりと緩やかに 山の花∗庭の花

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お骨と墓石

テレビで刑事ドラマを観ていたら ある事件の発端が 「13基の墓から 遺骨が盗まれた」と いうもので 2基を除く他の被害者は 少額の身代金を払った ドラマの主人公は 「仏教的には 遺骨などという概念はなく お骨は 単なる脱け殻に過ぎません」と 言う 確かに …

疲労解消法

今 私が従事している仕事は「目視検査」 日々 眼を酷使している 週末 山の緑をのんびり眺めるのが 私の眼精疲労解消法だ 先週は 雨上がりの朝だった 雨に洗われた新緑は 実に美しい 植物に付いた 小さな雫を見るのが好きで 顔を近付けて 水滴レンズの向こう…

当主のプレッシャー

ある晩 母は夢を見た 見知らぬ湖の畔に 一人たたずんでいる夢 浅瀬に足を浸していると 突然片方の足首を捕まれた 驚いて 掴んでいる手を振り払おうと 足をバタつかせながら 後退する 水の中から 這い出て来る人の顔を見て 仰天した 夫の親戚にあたる 叔父さ…

ツレがコロナになりまして

日曜日 バイト先のゴルフ場から帰宅した夫は 「しんど~ 疲れた~」と言って ソファーに座ると直ぐに検温を始めた 38度5分の発熱があり 「喉が痛い」という症状 咳をしながらも 夕食をしっかり食べた後 風邪薬を飲んで 就寝した 何故かコロナよりも インフル…

花 折々

書こうと思っていた記事を まとめようとしていた日 チーちゃんと早朝の散歩に出かけると 気が変わった 季節の風景をスマホで撮ると その時に伝えたくなる 先ずは おめでたい紅白の桃の花 枝垂れの紅と立木の白い花桃 右の白い花が散ると赤い実がなるクサイチ…

驚きの「つるし雛」展

昨日の雨も上がり 薄曇りの土曜日 あちらこちらで 桜が満開を迎え始めた 春休みに入って直ぐの休日だから 行楽に出掛ける車で 国道に車列ができる 午後から日差しが出始めた 混み合う場所は避けたいと思いつつ 私は以前から行ってみたかった 「つるし雛展」…

春の珍客

火曜日の朝 霜の降りた庭に 小さな穴が有るのに気が付いた スコップでひと掻きしたような跡が 所々に見られた ここは粘土質の土壌で掘りづらい 「庭を掘った跡が有るけど? 何かしたん?」 「知らんよ...もしかしたらアナグマじゃないん?」と夫 「まさかね…

春を見つけに

今週は 暖かい日が続いた 週末 春本番を見つけに 愛犬チーちゃんと散歩に出掛けた 先週まで蕾だった ヒュウガミズキが一斉に咲いていた 3/5撮影 と 3/12撮影 いつの間にか 道端にたくさん姿を現した タチツボスミレ 山野草の定番 ヒメオドリコソウとホトケノ…

アルバトロスの日

ゴルフの勝敗は1ラウンド18ホールで 総合打数の少ない者が勝つスポーツだ ティーイングランドから打ち出し グリーン上のカップにボールを入れる 基準打数をパーと言い コースの長さで変わる ショート(パー3) ミドル(パー4) ロング(パー5) 基準打数(パー)より…

春の別れ

春を告げる 黄色い花々を見ても... 悲しい 菜の花と梅 ╱ ミモザ 「私 3月の15日で退職するんです」 長年通院している 整形外科の施術担当yu-koさんから 先週 そう聞かされた 仄かに香る梅の花を見ても... 気持ちが塞ぐ 吊し雛のようなしだれ梅 ╱ 紅梅 こんな…

ねずみは嫌いだ

私が子供の頃 鼠は家の内外にいた 困ったことに 食べ物を荒らし 物陰に糞尿をする 天井裏でドタドタ大運動会も 珍しいことではなかった 奴らは迷惑な 害獣なのだ ある日 どこに仕掛けていたのか 一匹の鼠が掛かった 金属製の籠罠を持った母が 小学生だった私…

没 !

「ネタが無い~ 何かないかなぁ」 私のブログ投稿は 週一ペースで 大抵週末にアップしている 書きたいものが まとまらなかったり 資料不足だったりで 筆が進まないまま 週末に近付くと ついぼやきが出てしまう それを聞き付けた夫が 「これ記事にならん?」 …

春の気配

昨日 2月4日は立春 冬が極まり 春の気配が立ち始める日 チーちゃんの散歩で 春の兆しを探してみることにした 先週の日曜日は冬の終盤 雪景色 今日は霜が降りているものの 気持ちのよい朝 日が昇るのが 段々早くなっている それが春の兆しといえる 『猪みたい…